行政書士試験独学ブログ

行政書士試験に独学で挑む方のために

徹底的に暗記すべき法律

徹底的に暗記すべき法律は、下記です。

1. 行政手続法

2. 行政代執行法

3. 行政不服審査法

4. 行政事件訴訟法

5. 国家賠償法

民法地方自治法は、テキストに登場する条文や事項を暗記するのみで十分だと思います。

しかし、上記の法律は、実際の法律を通読して徹底的に暗記する必要があると思います。

なぜなら、これらの法律は、

正確な条文知識を択一式で出題される

記述問題としてそのまま記述を求められる

可能性がきわめて高いためです。

 

 

■暗記をするということ

これらの法律は、暗記する必要があると思います。

具体的には、条項のタイトルを見ただけで、要件・効果・例外などがスラスラと言えるレベルで覚ておいたほうがよいです。

 

たとえば、「行政事件訴訟法:無効等確認の訴えの原告適格」と言われて、

「XXXX者その他XXXXXX者で、XXXXXXものに限り提起できる」

とさらされと言えるか、というレベルで暗記したほうがよいと思います。

 

 

■勉強したつもりにならないこと

単に問題集を解きながら、勉強中に何度か参照したことがある...という程度ではまったく足りません。

意識的に暗記すべきです。

「問題集をXX周やった!」というかりそめの達成感にひたる余裕があるなら、暗記に時間を割くべきだと思います。

 

私は半年ほどの独学期間でしたが、使用していた小冊子六法はボロボロになりました。

通勤時間、ふとした外出、家の中、あらゆるタイミングで読みまくったためです。

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私は暗記が苦手なので、何度も繰り返し読まないと頭に入りませんでした。

 

 

■暗記しなくていい法律

私の考えですが、以下の法律は、わざわざ六法を片手に条文をつぶさに読む必要はないです。

テキストに登場する主要な条項を中心に頭に入れておくだけで十分です。

民法

会社法

地方自治法

 

ただし、記述問題での出題対策として、民法に関してはテキストレベルの条項はきちんと暗記しておくのがよいと思います。

たとえば、「相続の特別受益者の持戻し免除の推定」と言われて、サラッと該当者が出てきますか?